「ミラクル☆エスケープ」の下選択肢によるスピード成長効率は非常に高く、友情トレーニングが発生する前はこちらがおススメです。
イベント「ミラクル☆エスケープ」のおさらい
「ミラクル☆エスケープ」はサポートカード「スイープトウショウ」のランダム発生イベントで、スピードが上がる効果があります。
選択肢によって体力を回復しつつスピードを上げるか、体力を消費して大きくスピードを上げられるところがポイントです。
選択肢 | 効果 |
---|---|
補習を受けよう | 体力+10 スピード+5 スイープトウショウの絆ゲージ+5 |
走って逃げよう! | 体力-10 スピード+20 スイープトウショウの絆ゲージ+5 |
残り体力や次回出走のレースなど育成状況を考慮して選択肢を選ぶところですが、特に体力面で影響がない場合は選択肢の効果の大きさが気になるところです。
本稿ではスピードに対する体力の効率から、どちらの選択肢が効果的か評価しました。
スピードに対する体力効率
本稿では体力を1消費することでどれだけスピードがあげられるかに焦点をおき、スピード÷体力の値の大きさで評価します。
値が大きいほど効果的といえます。
この値で「イベントで体力を削ってスピードを大きく上げる選択肢を選ぶべき」か「選択肢で減らなかった体力分をトレーニングに回すか」評価します。
「ミラクル☆エスケープ」で下選択肢を選んだときの体力効率
基準を体力が回復してスピード成長値が小さいほう(下選択肢)としてその差を見てみましょう。
上選択肢 | 下選択肢 | 差分 |
---|---|---|
体力+10 スピード+5 | 体力-10 スピード+20 | 体力-20 スピード+15 |
選択肢の下を選ぶと上を選んだときと比べて20体力を消費してスピードを+15することになります。
効率(スピード÷体力)は0.75となります。
トレーニングの体力効率
これに対してトレーニングの効率はどうでしょうか?
サポートがいない場合
トレーニングレベルによってスピードの成長率と消費体力は次の表を基本値(サポートカードなしの場合の値)をとります。
トレーニングLv | スピード | パワー | 消費体力 | 効率(スピード÷体力) |
---|---|---|---|---|
Lv1 | +10 | +5 | -21 | 0.48 |
Lv2 | +11 | +5 | -22 | 0.50 |
Lv3 | +12 | +5 | -23 | 0.52 |
Lv4 | +13 | +6 | -25 | 0.52 |
Lv5 | +14 | +7 | -27 | 0.52 |
サポートカードの効果がなければLv1で効率は0.48、Lv5でさえも0.52となり、イベントの0.75のほうが効率が良いと言えます。
トレーニングLv5かつ絶好調、成長補正+20%の条件がすべてそろうとようやく効率は0.74となり下選択肢に匹敵します。
サポート付きのトレーニング(友情トレーニングなし)
サポートカードがいる場合のトレーニング効率を比較します。
前提としてイベントの対象となっている「スイープトウショウ(SSR)」のみと一緒にトレーニングした場合で計算します。
条件をトレーニングLv5、成長補正0%、やる気が絶好調、友情トレーニングなしとした場合次の表のとおりです。(消費体力は同じであるため割愛)
スイープトウショウの状態 | スピード | パワー | 効率 |
---|---|---|---|
無凸 | +19 | +9 | 0.70 |
1凸 | +19 | +9 | 0.70 |
2凸 | +20 | +10 | 0.74 |
3凸 | +20 | +10 | 0.74 |
完凸 | +20 | +10 | 0.74 |
ここで、各スイープトウショウの得意率を考慮したトレーニング出現率から期待値を計算すると次の通りになります。
スイープトウショウの状態 | スイープトウショウありの効率 | スイープトウショウなしの効率 | 期待値 |
---|---|---|---|
無凸 | 0.70 | 0.59 | 0.62 |
1凸 | 0.70 | 0.59 | 0.62 |
2凸 | 0.74 | 0.59 | 0.63 |
3凸 | 0.74 | 0.59 | 0.63 |
完凸 | 0.74 | 0.59 | 0.63 |
実際はサポートカードのデッキは複数枚で組合すためほかのスピード枠もトレーニングに影響します。
例えばもっともよく使われているキタサンブラックもデッキに入れていると想定した場合はどうでしょうか?
スイープトウショウ、キタサンブラックどちらも完凸でもトレーニング効率の期待値は0.72とイベントの下選択肢におよびません。
サポート付きのトレーニング(友情トレーニングあり)
最後に友情トレーニングありで比較します。
条件は同じで、キタサンブラックを入れた場合の期待値も計算します。
スイープトウショウの状態 | スイープトウショウのみの効率期待値 | 完凸キタサンブラック込みの効率期待値 |
---|---|---|
無凸 | 0.66 | 0.86 |
1凸 | 0.66 | 0.86 |
2凸 | 0.68 | 0.87 |
3凸 | 0.69 | 0.89 |
完凸 | 0.69 | 0.89 |
完凸スイープトウショウの友情トレーニングでも効率の期待値は0.69でした。
どちらも友情トレーニング成立している状態でようやく下選択肢の効率を抜かすことができました。
まとめ
「ミラクル☆エスケープ」の下選択肢による体力当たりのスピード成長の効率性はとても高く、育成序盤は特に選ぶことをおススメできます。
サポートデッキのスピード枠が2枠以上でどちらも友情トレーニングが成立しているときのみ、上選択肢によって回復した体力でトレーニングしたほうが効率が良くなります。