コンセントレーションの効果
コンセントレーションはレースのスタート時に高確率で発動して、走り出すまでの遅延時間が短くなるため「出遅れ」を回避できます。
走り出すまでの遅延時間は0.0(秒)~0.1(秒)の間からランダムに選択されて、これが遅いと「出遅れ」と表示されます。
「出遅れ」となるとペナルティとして一定時間スタミナの消費量が上がります。
コンセントレーションが発動すると、抽選された遅延時間に対して0.4倍かけた値が実際の走り出すまでの時間に修正されます。
どんなに遅くても0.04秒以内にスタートできるため、先頭や前の方をキープするための保険として活用できるスキルです。
前提スキル「集中力」
前提スキルである「集中力」も同様の効果ですが、軽減倍率は0.9倍であるため「コンセントレーション」と比べると効果は非常に薄くなっています。
発動しても最悪の場合0.09秒遅れとなるため「出遅れ」となることもあります。
副次的な効果
コンセントレーションが直接影響を与えるのはスタートダッシュのみです。
ただし、スタートがうまく切れることによりさまざまな恩恵があるためコンセントレーションの価値は高いと言えます。
副次的な効果により、育成ではレースの勝率が安定して育成がはかどり、チームレースではポイントが稼ぎやすくなります。
副次的効果1.スキルが発動しやすくなる
スキル「コンセントレーション」は特に先頭であることがスキル発動条件となりやすい作戦「逃げ」にとっては、その後のレース展開にも大きく影響を与えます。
せっかく用意したスキルも出遅れたためにスキル発動条件から外れてしまうとまったく意味がなく実力が出し切れなくなります。
レース開始時の「出遅れ」は賢さに関係なく完全に運次第となります。
何度もレースをこなす育成モードでの事故防止はもちろんことチームレースの勝率にも大きく貢献するスキルとなります。
副次的効果2.チームレースPtが稼ぎやすい
「コンセントレーション」1つで3つの場面でチームレースPt稼ぎができます。
スキル単体(スタート時)
「コンセントレーション」は合計獲得スキルPtが280Ptでほかのレアスキルよりも低くなっています。
チームレースではスキルの内容にかかわらず、レアスキルが発動すると1,200PtのチームレースPtが加算されます。
コンセントレーションはスキルPtが安く、発動率が高いためスキルPt効率の面で見てもお得です。
スキルの連携(序盤)
さらにチームレースではスキルの発動数がチームレースPt稼ぎに影響します。
前節のとおり、作戦「逃げ」にとって序盤のスキル発動はスタートダッシュに大きく影響されます。
狙ったとおりにスキルが発動できることはチームレースPtを理想値に近づけることができ、高ランクを狙う必要要件となります。
ナイスポジション(序盤から中盤)
レース中に作戦と走っている位置がうまくかみ合うと「ナイスポジション」のボーナスがもらえて、チームレースPtに+1,000されます。
特に序盤から中盤に差し掛かるまではスタートダッシュの影響が強いため、コンセントレーションがここにも影響していると言えるでしょう。
まとめ
スキル「コンセントレーション」は運の悪さをカバーして出遅れを阻止してくれるスキルで、育成とチームレースの勝率安定化につながります。
前提スキルの「集中力」だけでは効果は非常に薄いため、取得する意味があまりありません。
取得するなら「コンセントレーション」まできっちり取りましょう。
発動率の高さや、発動したときの出遅れ軽減についてはこちらの動画で検証されています。