スキル「八方にらみ」の概要
スキル「八方にらみ」は作戦が差しであることを条件に「レース終盤に他のウマ娘が動揺する」効果があります。
デバフスキル「鋭い眼光」の上位スキルに位置します。
具体的な効果は八方にらみが発動した時点で対象範囲内にいるウマ娘の体力を-3%します。
獲得方法
「八方にらみ」はサポートカードでは獲得できず、育成ウマ娘のナイスネイチャのみ獲得可能です。
継承での獲得も不可能となっているため、実質的にナイスネイチャ専用のスキルとなります。
対戦相手のナイスネイチャのほぼすべてが獲得していて、チャンピオンズミーティングでもデバフネイチャの標準装備として猛威を振るっています。
ウマ娘 | 条件 |
---|---|
覚醒Lv5 |
効果範囲
範囲はナイスネイチャの視野に依存しています。
視野スキルの効果継続中に八方にらみが発動すると効果範囲は広くなります。
具体的な効果範囲(=視野)は視野スキルなしで20mになります。
ウマ娘のゲームでは2.5mを1バ身としているため8バ身まで効果が届くことになります。
下記動画は6バ身以上の差があっても発動している例です。
見た目上の効果範囲の参考映像としてわかりやすいカメラワークとなっています。
視野についてはこちらもご参考にどうぞ。
効果範囲を広くするためには
視野スキルにより効果範囲は広くなりますが、効果時間は3~6秒程度です。
効果時間は長距離になるほど伸びますが6秒くらいが限界でその間に八方にらみを発動しなくてはなりません。
八方にらみの発動時にちょうど発動するかわからない視野スキルを獲得するには少々コストパフォーマンス低いと考えられます。
視野を広くするには「差しのコツ〇」をおススメします。
「差しのコツ〇」ならば賢さ+40のおまけと視野が+5m広くなる効果があります。
特徴的なのが効果が永続することです。
スキル | 効果 |
---|---|
賢さ+40 視野+5m | |
賢さ+60 視野+10m |
効果比較
「八方にらみ」は範囲内のウマ娘の体力を-3%します。
この効果が他のデバフスキルや回復スキルと比較してどの程度強いのか確認します。
デバフスキルと比較
表はスタミナを奪うデバフスキルです。
「先行けん制」に対する「逃げけん制」など対象がスキル名の文字通り変わるだけで効果値は同じであるため割愛します。
スキル | スタミナ消費率 | デバフ対象 | 発動タイミング |
---|---|---|---|
-3% | 視野範囲 | 終盤 | |
-1% | 視野範囲 | 終盤 | |
-3% | すぐ前のウマ娘 | 中盤 | |
-1% | 作戦:先行 | 序盤 | |
-1% | 作戦:先行 | 中盤 | |
-1% | 後ろのウマ娘 | 中盤 |
「八方にらみ」や「魅惑のささやき」はレアスキルでスタミナの消費率が3%となっています。
対して他のノーマルスキルは一律で1%の消費率となっているため、「八方にらみ」は3回分のデバフスキル効果があります。
それに加えて効果範囲が作戦や前後に関係なく発動するため八方にらみが規格外なことがわかります。
回復スキルと比較
八方にらみで3%体力を消費奪うことに対して回復スキルの効果はどの程度でしょうか。
回復スキル | スタミナ回復率 |
---|---|
+1.5% | |
+1.5% | |
+1.5% | |
+1.5% | |
+1.5% | |
+5.5% | |
+5.5% |
「円弧のマエストロ」や「好転一息」などのレアスキルは+5.5%の回復率で、ノーマルスキルは一律1.5%となっています。
よって、「八方にらみ」はノーマルの回復スキル2つ分もしくはレア回復スキルの半分程度に匹敵します。
デバフと回復のノーマル同士を比較しても回復スキルの方が効果が大きいため、相手のスタミナ切れを目指すためにはデバフ役としてデバフスキルを多く搭載したウマ娘の登用が有効となります。
まとめ
デバフスキル「八方にらみ」は広範囲かつスタミナ消費効果が大きいためデバフスキルの中でも規格外の性能を持ちます。
自身のナイスネイチャに持たす場合は効果範囲を広くするため「差しのコツ〇」の取得や、他のデバフスキルと組み合わせて相手のスタミナ切れを目指しましょう。
逆に「八方にらみ」の対策としては、終盤で視野を狭くするデバフや回復スキルを多めに搭載することやスタミナ自信を上げておきましょう。